
代々音楽一家であるT様のご葬儀の依頼を受けた時、音楽でお見送りができたらいいなぁと思っておりました。
そこで、色々とお打ち合わせをしている中で、お孫さん2人のバイオリンとピアノのセッションをしたらどうかと提案したところ
「そう言えば、ババちゃんは葬儀の時には私達の演奏を聴きたいわ」と言っていたと。
それなら、出棺の時、棺の蓋が空いている時に生演奏しましょうと話しは進みました。
ご葬家皆様のお人柄なのか、山梨にある菩提寺から住職が自ら枕経にかけつけてくださった事を私は立ち会いながら、素晴らしい事だと感動しました。
そんなT様のご葬儀は、お打合せもひとつひとつ丁寧に決めていき、当日は通夜も告別式も滞りなく行われました。
出棺の時のバイオリンとピアノの生演奏は、素晴らしくて、ババちゃんもにっこりと微笑みながら天国に旅立たれた事と思います。
私は、ご遺族の気持ちをただただ想い、故人の気持ちを想像し、一度たりとも同じご葬儀は無いと思っております。
それは金額が高ければいいのではなく、安くできればいいのでもなく、残された遺族が「いい葬儀だったね」と何ひとつ後悔のないご葬儀になればいいと考えています。
大切な家族がお亡くなりになった時、ご家族は必ずといっていい程、あーしておけば良かった、こーしてあげれば良かったと後悔するものです。
どんなに完璧にやっても後悔は残ります。だからご葬儀だけは、どんな形であれ後悔が残らないものにしたいと思っております。
私達、最後のお見送りをする葬儀屋という仕事は絶対に手を抜かない、とことんご遺族に寄り添って、いいお見送りをする使命があると思っております。
いい葬儀にしてくれてありがとうと言ってもらえて、やっと、お見送りの仕事ができたと言えるのです。6年この仕事をしておりますが、一度たりとも同じご葬儀はないのは、故人は絶対に違うからです。リピーター様も多く、ご遺族は同じでもお亡くなりになられた方は違います。
だから、私達はいいお見送りをする使命を全うしていきます。
※横浜市北部斎場にて
【大和市でオーダーメイド葬儀をしているAiウェルエンディングストーリーでは、どんなご葬儀でもご依頼お受けしております】