心を込めたAiウェルエンディングストーリーの葬儀サービス
早朝の電話でした。Aiウェルエンディングストーリーのオフィスの並びにお住まいの方から、「妻が亡くなりまして、今前におります」と連絡が入りました。私はビックリしてすぐにオフィスに向かいました。近くとはいえ、たまにお顔を合わせて挨拶する程度ではありましたが、まさかまだお若い奥様が。ドキドキしながら車を走らせました。
早朝の電話
旦那様は丁寧に、事情をお話しくださり、まだ何が起きたのか理解できていないご様子に心が苦しくなりました。すぐに色々とお打ち合わせをして、ひとつひとつゆっくりと決めていきました。お子様達は5人兄弟で、一番下のお子さんはまだ幼稚園です。そして小学生、中学生、高校生と、みんな受け入れる事など到底無理な話です。旦那様は、泣いている暇などなく、お子様達のご飯を作り洗濯をし、お母さんの分までこなす毎日です。
家族との打ち合わせと納棺式
ご葬儀は無宗教で、可愛らしいものが大好きだった奥様の為に、祭壇を作るのではなく、可愛らしくお花を飾るようにしましょうと提案し、ピンクを中心に明るくなるよう花屋さんと打ち合わせをしました。奥様のご遺体は安心しておまかせしている安置施設にてお預かりし、そちらに皆さん集まっていただき、納棺式をしました。お子様達は悲しくて会えないなら無理しなくていいとお話ししましたが、みんなで揃ってお母さんを綺麗に致しました。
お子様達の姿
当日までに長男さんが、家族みんなの写真を映像化して、当日映して皆様に見ていただけるように作ると言って頑張って作ってくれました。ご家族がどれだけ仲良く、たくさんの歴史を積み上げてきたかわかる心温まる映像でした。
家族葬から一般参列者への広がり
当初は家族葬で執り行う予定で進めておりましたが、お子様達の関係のお母様達が会いに来たいと、たくさんのお声がかかり、当日はお子様関係の奥様の友達は自由に参列いただくようにしたいと、喪主の旦那様がお決めになり、葬儀当日は100人以上のお子様関係の奥様の友達がいらしてくださいました。
故人への想い
皆さまから、どんなママだったか一言づつカードに書いていただき、みんなで後から読めるようにと奥様の親戚が用意してくれて、たくさんのお手紙が集まりました。お別れのお花入れの時、列をなしてのお花入れは昨今なかなかないものですが、亡くなられた故人のお人柄でたくさんのお友達みんなでお花を手向けて、可愛いピンクの花でいっぱいになり、悲しみの中でも、故人は微笑んでいるようでした。
結婚式を挙げていなかったご夫婦の為に
何度もお話をしていたので、「実は僕たちは結婚式を挙げてないんです」と喪主の旦那様はおっしゃっていたので、出棺の時は両端に皆さん綺麗に並んでいただき、バージンロードを歩いているようにしたくて参列の皆様にご協力いただきました。
残された家族への思い
5人のお子様を残して旅立たれた奥様を、子供達を守る為にしっかりと立って、自分の言葉できちんとご挨拶をされて、立派な旦那様でありお父さんであり、故人は心配せずに旅立たれたのではないかと、私の勝手な思いです。近くにお住まいでしたので、たまに顔を見に行ってお話ししております。毎日お仕事されながら、子供達の事をお母さんの分までやられていて、まだ気が張っているとはいえ、疲れが出ないか心配ではありますが、このご家族ならきっと大丈夫。私はそんな気持ちでおります。
寿命の考え方
人の寿命はどのように決まるのだろうか。きっと生きる長さではなく、その人の生きてきた内容が濃くて幸せで、その量がある一定の器に溜まって、寿命になるのか。いくら考えてもわかりません。
Aiウェルエンディングストーリーの使命
私達、Aiウェルエンディングストーリーでは、大切なご家族を亡くされて、悲しくてどうしていいかわからないご遺族様にも、悔いのないお見送りができるよう、まだまだ精進していく次第です。Aiウェルエンディングストーリーとご縁をいただいたお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。この度も、お見送りのお手伝いをさせていただき、誠にありがとうございます。毎回、感謝の気持ちと同時に、少しでも笑顔で過ごしてくれていたらいいなと思うのです。
※大和斎場
【大和市でオーダーメイド葬儀をしているAiウェルエンディングストーリーでは、どんなご葬儀でもご依頼お受けしております】