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終活でやることって何?項目別のチェックリストで確認してみよう!

スタッフブログ

2022.06.21

遺される人たちの負担を減らすため、そして今後の人生を自分らしく前向きに生きていくために行う「終活」。いまやメジャーな活動になりつつありますが、「自分もそろそろ始めようかな」と考えている方の中には、具体的に何をすべきかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、今回は終活でやることを項目別に詳しく紹介していきます。実際にどのような作業が必要なのか、チェックリスト形式で詳しく確認していきましょう。

終活で考えておくべき3つのこと

具体的な作業内容を確認する前に、まずは終活で考えておくべきことをざっと把握しておきましょう。

1.残りの人生をどう過ごすか

終活を始めるにあたって、まず考えておきたいのが「余生の過ごし方」です。例えば、終の棲家はどこがいいか、身体が不自由になったときはどこで誰に介護してもらいたいかなど、残りの人生をどう過ごすか、どう過ごしたいかを考えてみましょう。

なかには「家族に迷惑をかけたくない」という思いから終活を検討している方もいるかもしれませんが、終活は人のためだけに行うものではありません。今後の人生をより有意義にするための活動でもあるので、これを期に自分自身はどう生きていきたいのか、じっくり考えてみてください。

2.もしもの時にどうするか

次に考えておきたいのが、自分にもしものことが起こったときのことです。

延命治療の有無や臓器提供の可否など、自分が重篤な状態に陥ってしまった場合は、家族が難しい判断を迫られることになります。そのため、本人と意思疎通が取れない状態でも後悔のない選択ができるよう、前もって自分で方針を決めておき、周囲に意思表示をしておきましょう。

3.亡くなった後にどうしてほしいか

最後に忘れてはいけないのが、自分の死後のことです。

葬儀やお墓、相続、遺品整理など、自分が旅立った後は遺された家族が故人に代わってさまざまな手続きを行うことになります。何も準備ができていない状態で亡くなってしまうと、彼らにかかる負担が大きくなってしまうため、生前にできることがあれば、可能な限り終わらせておきましょう。

【項目別】終活やることチェックリスト

では、具体的に何を準備しておけばよいのでしょうか。ここからは、終活でやっておきたいことを以下の7項目に分けて詳しく紹介していきます。

・エンディングノート
・財産
・相続
・生前整理
・医療・介護
・葬儀・お墓
・老後の準備
それぞれチェックリストとともに確認していきましょう。

エンディングノート

<チェックリスト>
・エンディングノートを準備する
・エンディングノートを書く
・エンディングノートの保管場所を家族に共有する
終活を始めるうえで、まず準備しておきたいのが「エンディングノート」です。

これは、人生の最期を迎えるにあたって、家族や大切な人たちへ自身の希望や伝えたいことを記しておくノートのことで、終末期や死後など自分で意思表示ができなくなった際に、医療・介護の方向性や葬儀・お墓に関する要望、資産・財産の状況など、各種手続きに必要な情報やメッセージを遺された人たちへ伝える役割を果たします。

遺言書のように法的な効力はなく、正式な書式も存在しないため、基本的には自分の好きなように書き進めてしまって問題ありません。ただ、近年ではあらかじめ必要な項目が用意された専用のノートや手帳も販売されているため、エンディングノートの作り方・書き方がわからない場合は市販のものを使用してみてはいかがでしょうか。

なお、弊社でもオリジナルのエンディングノートをご用意しております。一般的な終活の流れに沿って構成されたシンプルで使いやすい1冊となっておりますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

※エンディングノートについて詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

自作?購入?エンディングノート(終活ノート)の作り方・書き方を詳しく紹介します!

財産

<チェックリスト>
・財産目録を作成する
・不要な口座やクレジットカードを解約する
・通帳や印鑑、重要書類などをまとめる
終活のなかで最も重要といっても過言ではないのが、財産の整理です。財産は本人にしかわからない部分も多く、共有がなされていないと相続などの手続きに多大な労力と時間がかかってしまうため、どこにどんな財産があるのかを遺族がすぐに把握できるよう、必ず財産目録を作成しておきましょう。

なお、このときに大切なのは、預貯金や有価証券、不動産、保険、年金、貴金属といった「プラスの財産」だけでなく、ローンや借金、クレジットカードの未払金といった「マイナスの財産」も書き出しておくことです。後者については書きにくいかもしれませんが、負債も相続の対象となるため、抜け漏れがないよう、すべて明記しておきましょう。

また、お金の終活では、銀行口座の整理や手続きに必要な書類の用意も忘れてはいけません。自分の死後、遺族がやらなければならない作業は多岐にわたるため、スムーズに手続きを終えられるよう、不要な口座やカード類は解約し、重要書類は1か所にまとめるなどして厳重に管理しておきましょう。

相続

<チェックリスト>
・遺言の形式を決める
・遺言書を作成する
先ほども軽く触れましたが、エンディングノートには法的拘束力がありません。

たとえ、エンディングノートに財産分与に関する希望が記載されていたとしても、遺言書の形式を満たしていなければ何の効力も働かないため、身内同士でトラブルになりやすい相続に関しては、法的に有効な遺言書を作成しておいたほうがよいでしょう。

ちなみに、遺言には「公正証書遺言」「自筆証書遺言」「秘密証書遺言」という3種類の形式があります。それぞれに細かいルールが定められており、少しでも要件を満たしていないと無効になってしまうため、作成方法に不安がある場合は専門家に相談しながら作成するようにしましょう。

生前整理

<チェックリスト>
・不用品を処分する
・公的書類をまとめる
・デジタルデータを整理する
身の回りの整理も終活において重要な作業の1つです。物が多い状態で亡くなってしまうと遺品の整理に時間がかかってしまうため、その手間を軽減するためにも、自宅に不用品がたまっている場合は早めに処分しておき、公的書類(運転免許証、マイナンバーカード、保険証、年金手帳など)など必要不可欠なものは、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

また、パソコンやスマートフォンなどを所有している場合は、そこに保存されているデータの整理も忘れてはいけません。近年では、故人の所有していたデジタル機器やそこにインストールされていた契約サービスにログインできず、なかなか解約作業が進められないというケースも多いため、不要なサービスはあらかじめ解除しておき、各種サービスのログインに必要な情報(URLやID、パスワードなど)は別途控えておくようにしましょう。

医療・介護

<チェックリスト>
・終末期の治療方針を決める
・介護の方向性を決める
事故で身体が不自由になってしまったり、大病を患ってしまったり…と、人生はいつ何が起こるかわかりません。何も決まっていないと、家族など大切な人たちへ苦しい決断をさせることになってしまうため、もしものときのために、余命宣告や延命治療の有無、臓器提供の可否など、医療に関する希望は伝えておきましょう。

また、認知症などにより介護が必要になったときは、どこでだれに介護をお願いしたいのか、あらかじめその方針を決めておくことも大切です。自宅で介護を受けるのか、老人ホームや介護施設へ入居するのかによって、準備すべき内容も異なるため、家族と相談しながら終の棲家をどこにするか考えておきましょう。

葬儀・お墓

<チェックリスト>
・葬儀の様式を決める
・埋葬方法を決める
・遺影を準備する
葬儀の様式(一般葬や家族葬、一日葬など)や参列者の範囲、埋葬方法(永代供養や散骨、樹木葬など)など、葬儀や埋葬について何か希望がある場合はそれもまとめておきましょう。近年では、事前に葬儀の予約ができる「生前予約」を受け付けている葬儀社も多いので、方針が固まっている場合は事前に予約してしまってもよいかもしれません。

また、もし葬儀・埋葬に関する希望がない場合は、その旨もしっかり伝えておきましょう。希望があるにしろ、ないにしろ、故人の望んでいることがわかっていれば、遺族も迷うことなく動き出すことができます。意思表示をしないままに亡くなってしまうと、故人の考えがわからず、遺族を困らせてしまう可能性があるため、生前に必ず自分の考えを伝えておきましょう。

そして、もう1つ忘れてはならないのが、遺影の準備です。必ずしも自分で用意すべきというわけではありませんが、遺影は最期の思い出の品となる大切なものなので、自分らしい写真を1枚を用意してみてはいかがでしょうか。

老後の準備

<チェックリスト>
・老後資金を確保する
・やりたいことリストを作成する
セカンドライフを安心して過ごすためには、十分な老後資金を確保しておくことが重要です。現役時代の貯蓄で賄えれば問題ありませんが、それだけでは心許ないという場合は、食費や通信費などの生活費を見直して支出を抑えたり、自宅を担保に金融機関からの融資を受けられる「リバースモーゲージ」や自宅を売却した後も賃貸物件としてそこに住み続けられる「リースバック」などの仕組みを活用して収入を増やしたり…と、貯蓄を増やせるような対策を講じてみてください。

また、余生を自分らしくいきいきと過ごすためには、生きがいをもつことも大切です。冒頭でもお伝えしたように、終活は今後の人生を前向きに歩むための活動でもあるので、「これからやりたいこと」や「まだ実現できていないこと」などをリストアップして、自分の生きがいを見つけてみてください。

終活をスムーズに進めるための3つのポイント

最後に、終活を効率よく進めるためのポイントを3つ紹介します。

1.優先順位をつけて段階的に進める
2.体力が必要なものから取りかかる
3.終活の内容を家族と共有する

1つずつ確認していきましょう。

1.優先順位をつけて段階的に進める

ここまでお伝えしてきたように、終活でやることは多岐にわたります。無計画に思いついたことから始めてしまうと、途中で作業が滞ってしまったり、最後まで準備を終えられなかったりする恐れがあるため、最初に必要な作業を洗い出したうえで、優先順位をつけて計画的に進めるようにしましょう。

2.体力が必要なものから取りかかる

終活の中には、体力を要する作業が多く存在します。取り掛かる順番にこれといった決まりはありませんが、不用品の整理や介護施設・墓地の見学など、高齢になってからでは負担の大きい作業は、元気なうちに進めておいたほうがよいかもしれません。

3.終活の内容を家族と共有する

終活において何よりも重要なのは、その内容を家族に共有することです。

葬儀やお墓、相続などに関する話題を自分から切り出すのには少し勇気がいるかもしれませんが、どれほど入念に準備を行っていたとしても、家族がその事実を知らなければ意味がありません。お互いに状況を把握しておけば、遺された側もいざというときに動きやすくなるため、まずは親子で終活について話し合う時間を設けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

終活はやるべきことが多いため、最初は何から手をつければいいか悩んでしまうかもしれません。そんなときはまず、エンディングノートの作成から始めてみてください。製品によって多少の違いはありますが、市販のエンディングノートには終活でやるべき内容がわかりやすくまとまっているため、それをマニュアルとして活用することで、比較的スムーズに進めることができるでしょう。

そして、終活を進めるなかで不明点や悩みが出てきたら、1人だけですべてを解決しようとせず、家族や友人、専門家などにも相談してみてください。終活は専門的な知識を要する作業も多く、1人で完璧に終わらせようとすると行き詰ってしまう可能性があるため、無理せず周囲にも協力を仰いでみてくださいね。

なお、弊社では終活全般のご相談を受け付けております。介護のこと、相続・遺言書のこと、お墓のことなど、どんなに些細なことでも構いませんので、何か気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
山本三助
山本三助
24/10/2023
父の葬儀で、大変に嫌な思いをしたので、10年前に経営者セミナーで知り合いになった佐藤愛社長と知り合い、当時、彼女はブライダルプランナーから葬儀のプロデュースに転職するという信念の下、私は83歳で元気に歯科医をしている母の葬儀を不謹慎にも愛ちゃんに頼んだことを覚えています。 今回、母が2024.10.15に旅立ちましたが、私も医療従事者の端くれとして母の死期が訪れることを察知し、家族や仲の良かった患者さんに連絡を取ると同時に 愛ちゃんに葬儀の依頼をしました。 旅立つた早朝は冷たい雨が降り、心細い中、施設に向かい看取りをしました。 その後、愛ちゃんがすぐに駆けつけてくれ寝台車から安置所までを迅速に手配してくれました。 寝台車から一日の告別式まで、献身的に 私、家族、何よりも亡き母に寄り添ってくれ、素敵な祭壇、母の遺影、母の遺品、バック音楽の川の流れのように、トロイメライまでの選曲までも真剣に意見してもらったことで満足な葬儀を母に捧げることが出来ました。 葬儀は人の最期の証であり、新しい旅立ちでもあります。 それは金額や位の高い戒名でもなく、故人に感謝の気持ちを伝えて、安心させるための儀式であると愛ちゃんのプロデュースで感じました。 家族葬で10人程度の式でしたが、改めて母には感謝を伝えることが出来ました。 愛社長、お手伝いして頂いたスタッフの方々に感謝です。 ありがとうございました。
yasu oka
yasu oka
13/08/2023
妻の祖母の葬儀でお世話になりました。 音楽が好きだったと言うことで、家族の生演奏でお見送りをすることができました。 とてもホスピタリティにあふれた、素晴らしい対応をしていただき感謝しています。
よしだまさし
よしだまさし
12/08/2023
祖母の葬儀にてお世話になりました。コロナ禍になり以前の様な葬儀ではなく、故人の思いを尊重した葬儀に向き合って頂き、非常に感謝しております。愛さんのお陰で祖母も笑顔で天国に行けたかなと思う日々であります(´∀`*)テヘッ。また、突然の事で家族一同、動揺している中、最初から最後まで迅速にご対応して頂き誠にありがとうございます(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)ペコリ
Kuma Spoon
Kuma Spoon
14/07/2023
父が息を引き取った時から愛社長が一つ一つとても丁寧に対応してくれ、私や母はどれだけ助かったか。そして安心して、気持ち良く父を見送る事ができました。本当にこのaiウェルエンディングストーリーに頼んで良かった。と心から思っています。
大久保眞美
大久保眞美
30/06/2023
私は、以前から「お花のプール」にして送ってあげるね、と、母と約束をしており、結果、希望どうり、母の大好きなピンクに染まったお花のプールに浮かべられ、満足そうに穏やかに微笑んでいる様でした。 愛さん、希望どうり、いや、それ以上に良いご葬儀をしていただき、本当にありがとうございました。 本当に、愛さんにお願いして、心から良かったと思っています。感謝です。
Kenta Muto
Kenta Muto
10/06/2023
コーヒーや紅茶を飲みながら色んな話や相談ができるお店です。葬儀関連の相談はもちろん、お酒も飲めるので気軽にそれ以外のこともなんでも相談できますよ。ピザといぶりがっこがめちゃくちゃ美味しいです😋
スミレ
スミレ
04/06/2023
3年前に母が病気で先が長くないと医師から伝えられた時に相談に伺いました。 愛さんはまだ大丈夫、そんなにすぐではないよ、と言ってくれ、本当に持ち直して元気になりました。 何かあったら愛さんに連絡しようと思っていたので、安心していました。 先月、急に母が亡くなり、すぐに愛さんに連絡をし、病院に駆けつけてくれた時は本当にありがたかったです。 遺族の心に寄り添ってくださり、一つ一つ丁寧に対応してくださり、温かく心のこもった葬儀で母を見送ることができました。 追加料金も無く、料金も明瞭で、信用できる方です。 家族共々、愛さんに感謝しています。 今度はバルにお邪魔したいと思います。
megumi uchiyama
megumi uchiyama
10/03/2023
私は葬儀の相談はまだしてませんが、バルと占い利用で長年お世話になってます! ご葬儀の相談も、占いと同じく親身にご相談してくださるはず!です。 代表・佐藤愛さんご自身の信念と寄り添う気持ちが感じられ、とっても信頼できます。 写真は占いでできる《声診断》です! (若干私の顔ありますが、ここは身体を張って。。!笑) 今の気持ち、本当のところや今の気持ちは建前なのか?などが見えて、面白いですよー! 占いは西洋占星術を中心に、 恋愛からご家庭、仕事のことまでオールマイティに対応してくださいます。 どうやら「当たる占い師!」とは言われてないそうですが(御本人いわく…笑)、心救われる人が多くいらっしゃるからこそ、なんだか繋がっている縁を感じる場所です。 (クチコミを見ても、そう感じました!) バルは、マダムを中心に、老若男女問わずいろんな人の話が聞けるのも面白いですよ〜 少し自信を無くしていても、背中をそっと押してくれる、そんなお店です。 中央林間という地域も、とっても温かく心地良い場所ですよね。 緑豊かな土地と、いい空間で、リフレッシュできますよー!

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