「自分らしく生きて、自分らしい最期を」
葬祭プロデューサーのAiです。
私の仕事は、簡単に言うと、葬儀屋です。
しかし、葬儀屋になったきっかけは、
最期まで生きる人間の素晴らしさにたくさん感動したからです。
だから、生きる事にこだわる葬儀屋です(笑)
さて、葬儀屋がブログ?難しい。。。
終活バル、Aiウエルエンディングストーリーでは
毎日、笑いの絶えない面白すぎるバルです。
そんなバルの日々はネタ満載ですが、、、
まずは、愛しの母、みこちゃんを紹介いたします!
みこちゃんは認知症と診断されて約6年経ちます。
認知症は、忘れてしまう、話す内容が頭に入らない。
そんな病気です。
病気ってたくさんありますよね!
私は、どんな病気もつらい、認知症もガンも糖尿病も、、、
そう、まだまだ認知症だからと特別な偏見で見られがちですが
どんな病気もつらいもの、だから同じだと思っております。
みこちゃんは毎日、お笑い芸人もネタとして書けないような
ミラクルをおこします(笑)
先日の夕方6時頃の事、みこちゃんから電話。
みこ「お母さんだけど、今起きたんだけど誰もいないのよ
もう出かけてるの?」
Ai「お母さん、今夕方だよ、昼寝したのかな?」
みこ「違うよ、昼寝してないよ、だって朝だもん」
Ai「時計みてごらん6時でしょう」
みこ「そうだね6時だけど、朝からAiはどこにいるの?」
Ai「事務所だよ」
みこ「随分早く出たの?お母さん朝ごはんどうすればいい」
Ai「もうすぐ夜ごはんだから、ちょと待ってて」
みこ「さっぱりわからないよ、こっちは朝なのに」
Ai「お母さん、夕方、夕方」
みこ「えーーそっちは夕方なの?こっちは朝だよ」←おかしな事になってきたぞ(笑)
Ai「どこも夕方のなのよ」
みこ「えーこっちは6時だけどそっちは何時?」
同じ日本です。時差はありません。みこちゃん。
こんなミラクルな漫才のような事が日々起きます(*^。^*)
認知症の母みこちゃんに感謝を込めて
書き留めていきたいと思っております。
きっと、認知症の親御さん又は奥様や旦那様をみている方も
たくさんいらっしゃる事でしょう。
「もーさっきも言ったじゃない!!!」
この言葉、何度も言っていると思います。
それで自己嫌悪に陥っている方も多いと思います。
私も同じです。
主治医に聞いたのですが、何度言っても、忘れるのではなく
そもそも頭に入らないそうです。
同じ環境の方も全く違う環境の方も、ふふっと笑えたらいいな(^^♪
そんな気持ちを込めて、これからも日記を続けていきますので
どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
新型コロナウイルスにより、大変な思いをされている皆さま
共に乗り越えていけるよう、踏ん張りましょう!
医療従事者の方々、本当に感謝いたします。