「自分らしく生きて自分らしい最期を」
葬祭プロデューサーのAiです
親愛なるみこちゃんへ
娘は美容師の巻
今日は妹がみこちゃんを迎えに来て、妹宅に連れて行ってくれました!
妹宅で、始めは甥っ子達と(自分の孫)と楽しく遊んでいたようです。
妹はいつもみこちゃんの髪の毛をカットしてくれています。
今日もお願いしたので、いつも通り
「お母さん髪の毛切ろう」
とカットを始めたら、段々と妹の事を美容師と思ってしまい
「おいくらになりますか?」
「先生は本当に丁寧にやってくださって、ありがとうございます」
と、いくら、娘の純だよ!!!と言ってもわかってくれなかったようです(笑)
家に送ってきてくれて、私が「お帰りなさい、楽しかった?」
と聞いたら
「この方に良くしてもらって、家まで送ってくれて、ね、先生」
と妹にかなりきちんとした敬語で話していて、妹も
「純だよ」
「純?先生は純さんですか」
と聞いちゃっていました。
まあ、私は時々、お父さんになるし、妹は美容師になるし。。。
みこちゃんの頭の中はドコデモドアー、いやタイムマシーン???
そんな感じです。
とはいえ、デイサービス等では、今日の感じで、笑顔で丁寧によそ行き敬語で
話しているのだろうと思うと、それはそれで、みこちゃんうまくやってるじゃん!
そんな風に思えた日でした。
みこちゃん、いい加減にしろよ🤭と思いますが
本人、至って真面目ですからね(;’∀’)
認知症の方は、時として場所の設定がおかしくなる。
時として、すごーい昔にワープする。
知ってる人が、違知う人に見える。
それには、全てに何かしらの意味があるように思えます。
過去の楽しかった思い出や、辛かった思い出や
いろんな事が、今、意味あって出てくるのかもしれません。
そう思うと、常にどんな時にどんなところにワープし誰が出てくるのか?
その辺、よく聞いて、観察しておきたいと思います。
認知症の方がご家族にいらっしゃる方に
「それ、あるある・・・笑」
と思ってもらえるよう、この際、みこちゃんのパワーアップぶりを
ここでお話しできるように、みこちゃんには自由でいて欲しいと切に思う私です。
本日もお読みいただきありがとうございます。