ご葬儀のおしごとも心

「自分らしく生きて自分らしい最期を」

葬祭プロデューサーのAiです

 

ご葬儀のお仕事をさせていただいていると、悲しみの中のご家族様に、私のできる最大はなんだろう。

毎回そう自問自答しながら、お客様に向き合っています。

寄り添う!というのは今では葬儀社でよく使われている言葉です。

でも私は寄り添う事って簡単なことではないと思っています。

心で考え、心で動けば、きっと寄り添えているのかな。。。

そんな感じの、まだ未熟な自分です。

葬儀の手配は待ったなしで超スピードを要するので、頭フル回転なので、心で寄り添えてるかな?

そんな風に日々反省、そしてありがとうございます!と言っていただいても尚、もっと何かできるのではないか。。。

まっそんなまだまだな日々ですが、やはり心、頭もフル回転ですが、心なんです。

そんな自分の仕事と共通するのが、認知症のみこちゃんとの生活です。

認知症の治療に取り組んでいる先生のYouTubeや書物では、

認知症は心が大きく影響しているとの事。

ここ数ヵ月、みこちゃんは若い頃の記憶が鮮明で、頭の中は50年前位の設定になっている様子でして、

毎日「今日は帰らなきゃならないけど、電車は迷うから送ってくれる?」

「子供が待ってるから、早く帰らなきゃなりません」

そんな事を朝から夜まで言っていました。

そこで、私は、みこちゃんがこの家にいる存在価値を持ってもらい、自分の家はここで

私はここにいなきゃならない。

そう思えたら、昔の記憶の帰らなきゃならない。が薄れるのではないか。

そう考え、ダメもとで、みこちゃんに

「お母さんがどこかに帰りたいって言うと、私はとても悲しいよ」

「私は仕事忙しいし、身体も疲れていて、お母さんが家にいてくれるから頑張って

早く帰ろうと思えるの」

「ここの家にはお母さんは絶対にいてくれなきゃ困る存在なんだよ」

こんな話を3日位続けていたら、

「お母さん、どこかに帰ろうとばかりしていて愛に辛い思いをさせちゃってたんだね」

「もう二度と帰るなんて言わない」

「愛にこんなところで再会できたのだから絶対に一緒にいる」

こんなところで再会できたという意味不明な内容に笑わないように頑張ったよ、私は(笑)

それから一週間経ちますが、帰りたい、帰る、と言わなくなったのです。

認知症、結構進んでいるみこちゃんですよ!奇跡です!

どんなに認知症という病気でも、やはり心は動くのだ。

これからまたどんどんわからなくなるかもしれない。

でもどんな形にせよ、心には何か響いているのだと感じています。

今は、存在価値が大きいと思ってもらいたいとの思いから、

自分が頼ることをたくさん言うようにして、やってあげる事はこっそりやりつつ

頼る作戦で進んでみています、

これが正解かなんてわからないけど、誰にでも心はあるのだから。

そこをすっかり忘れて、日々みこちゃんが楽しめるようにしようとばかりしていました。

時に、心配させたり、頼った方が、親としての自尊心に響くのかもしれないな~

これからも、諦めないで、面白みこちゃんと生活していこう!と思うのであります。

 

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